堀江貴文さんの著書である時間革命の要約まとめと個人的な感想をお伝えしていきます。ずばり時間革命を一言で表すと「他人ではなく自分の時間を生きる」です。
時間は有限であり、誰しもが平等に与えられたものです。その有限である時間をどう使うかで自分の人生が大きく異なります。現場に不満を感じていたり、将来に不安を感じている人がいるのであれば、是非その時間を友好活用しましょう。その時間を努力に使用することで今の不安や不満を抜け出せると思います。1秒も無駄にせずに生きましょう!
時間革命はこんな方にオススメ
- 周りに流されやすい人
- 時間に余裕がない人
時間革命の概要
出版日 | ページ数 | 読了に必要な時間数 |
---|---|---|
2019年9月30日 | 235ページ | 2時間半 |
時間革命の要約
時間革命を読めば、いかに自分の時間をムダに浪費してきたかが分かり、「時間がない」は言い訳だったということに気づかされます。時間革命を読んで、時間の使い方を学び、生活の質を高めていきましょう。
時間革命の著者プロフィール
1972年福岡県生まれ。実業家。SNS media &consulting株式会社ファウンダー。インターステラテクノロジズ株式会社ファウンダー。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。東京大学在学中の1996年、23歳でインターネット関連会社のオン・ザ・エッヂを企業。
2004年から2005年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙立候補など既得権益と戦う姿勢で注目を浴び、「ホリエモン」の愛称で一躍時代の寵児となる。
2006年、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、懲役2年6ヶ月の実刑判決。2011年に収監され、長野刑務所に服役するも、メールマガジンなどで獄中から情報発信も続け、2013年に釈放。
その後、スマホアプリのプロデュースや、2019年5月に民間では日本初の宇宙空間到達に成功したインターステラテクノロジズ社の宇宙ロケット開発など、多数の事業や投資、多分野で活躍中。
時間革命の書籍目次
はじめに ぼくにとってお金より大切なもの
1:「他人の時間」を生きてはいけない
2:徹底的に「ムダ」な時間を殺せ
3:「常識や世間体」に時間を溶かすな
4:「夢中」が時間密度を濃くする
5:「健康」こそが最大の時間投資である
6:「将来を心配する」という究極のムダ
時間革命のレビューと感想
ここから堀江貴文さん著書の時間革命のレビューを記載していきたいと思いますが、個人的感想の部分があるためご参考程度にお読みください。
自分の時間を生きる
「やりたいことがあるのに仕事や勉強で忙しくて時間がない」というのは、誰もが1度は考えたり、口にしたりしてしまうセリフではないでしょうか。私たちは、つい自分の時間を確保することができなかったり、時間に追われる生活を送ったりしてしまいます。
では、なぜ時間がないのでしょうか。
著者の堀江さんは、時間には2種類あると述べています。
①「自分のための時間」
「自分時間」とは、好きな仕事、趣味、やりたいこと、たのしいイベント、気の合う仲間と飲み会など。②「他人のための時間」
「他人時間」とは、やらされている仕事、通勤、したくもない電話やメール、気を遣う飲み会など。※引用:「他人の時間」を生きてはいけない
時間がなくストレスを感じているのは、私たちの生活がこの「他人時間」で埋め尽くされているのが原因なのです。
自分の1日を振り返ってみてください。
- 好きでもない上司との飲み会
- 相手の暇つぶしに付き合わされている電話
- 何気なく見ているテレビ
- やりたくもない仕事
自分の1日を振り返ってみると、自分の時間をいったいどれほど確保できているでしょうか。
また堀江さんは、いい人・悪い人の定義を次のように言及しています。
「いい人」・・・「あなたの時間を奪わない人」
「あなたの時間を増やしてくれる人」
「悪い人」・・・「あなたの時間を奪う人」※引用:徹底的に「ムダ」な時間を殺せ
「いい人」「悪い人」の定義を本書で知った時に、まさに目から鱗でした。
私は断ることができない性格のせいで、行きたくもない飲み会に誘ってきたり、電話やLINEばかりしてきたりする「悪い人」に時間を割いてしまっていたのです。自分ではなく、他人を満たすために時間を使っていたことに気づいた時、今までの自分の時間の使い方について本当に反省しました。
本書を読んでからは、「他人時間」ではなく「自分時間」を生きるという価値観のもと行動しているため、時間を奪う人とは付き合わなくなったのです。
その結果、今では自分時間を大切にでき、生活の質が上がっています。
時間の作り方
時間は有限であり、1日は24時間しかありません。時間をどのように使うかによって、人生の豊かさが変わっていくと言っても過言ではありません。では、実際にどのように時間を作っていけばいいのでしょうか。
本書では、時間の作り方について次の通り、紹介しています。
- 悩むことをやめる
- すきま時間を活用する
- 心のエネルギーを他人事に割かない
①悩むことをやめる
堀江さんは、悩むことについて次のように述べています。
「悩みは、人生における最大のムダ」
※引用:徹底的に「ムダ」な時間を殺せ
悩みとは、ある問題に対していろいろと考え、解決に向かっていくことではなく、グルグルと考えを巡らせるだけで何も解決しない行為です。
本当はやりたいことがあるのに、世間体を気にしたり、やらない言い訳を作ったりし、ずっと悩み続け行動を起こさない人がいます。
- 時間がないからできない
- 余裕がないからできない
- 周りが反対するからできない
このように悩んでいる状態は、本当に時間のムダです。私自身、大好きな旅行を時間やお金を言い訳にして、後回しにしてきました。
ずっと行きたいと悩んでいましたが、3日間だけ仕事の休みをもらい、旅行に行くことができました。あれこれと言い訳し、悩んでいる状態では、何も前に進みません。時間をムダにしないためにも、悩むことをやめ、すぐに行動に移しましょう。
②すきま時間を活用する
1日の中ですきま時間は、どれくらいあるでしょうか。
- 通勤時間
- 昼休み時間
- 外食で注文した時に料理を待っている時間
- 電車等の移動時間
私たちが意識していないだけで、実は隠れたすきま時間が1日の中に潜んでいるのです。このすきま時間を使うことこそが、自分時間を作るコツでもあります。私の場合だと、通勤は徒歩ですが、スマホアプリのオーディブルを利用して耳で読書をしたり、料理をしながらYouTubeを見て勉強したりしています。
また、昼ご飯を食べながら、スマホでニュースを見るなど、有効的にすきま時間を使えるようになりました。
すきま時間の使い方によって、時間のムダをなくすことができるのです。
③心のエネルギーを他人事に割かない
人は、ついついネットの炎上やゴシップをネタにするワイドショーを見てしまうものです。しかしその時間は本当に必要な時間でしょうか。堀江さんは、このように他人の不倫や失言を報じるニュースに反応している人に対し、次のように言及しています。
他人のプライベートを詮索して喜ぶなんて、こんなにみっともないことはない。もっとたのしいことが世の中にはたくさんある。心のエネルギーを他人事に振り向けて浪費するのは、本当にバカげている。
※引用:「夢中」が時間密度を濃くする
スティーヴン・R・コヴィーの著書『7つの習慣』においても、自分には関係のない「関心の輪」にエネルギーを注ぐのではなく、自分に関係がある「影響力の輪」にエネルギーを注ぐことの重要性を述べています。
私自身以前は、なんとなくテレビを見たり、SNSを見たりして、自分には何も関係のない出来事に時間を使っていました。しかし、自分に影響のある出来事だけに時間を使い、エネルギーを注ぐようになってからは、時間を有効的に使えているという実感があります。
私たちの暮らしは、SNS等の発展により、明らかに情報過多になっています。そして、自分に関係のある情報を自ら選んでいかなければ、メディアに自分の時間を搾取されてしまうのです。自分時間を生きるためにも、他人事に心のエネルギーを注ぐことはやめましょう。
時間革命の書評まとめ
堀江貴文さんの時間革命を読み、今まで自分が「自分時間」ではなく、「他人時間」をどれだけ生きてきたが分かりました。
また、何も考えずにどれだけムダな時間を浪費してきたかも分かり、時間に対しての考え方を改めることができました。
今後生きていく上で「タイムイズマネー」ではなく「タイムイズライフ」という意識で、人生をよりよくしていきたいです。
コメント